建築の設計で考えること
 心とからだにやさしい空間を 素材とデザインで創りだす
 手間暇かけて創り、愛着の生まれる空間創り
 長く使うほどに思い出が積み重なり、愛着も増していく


自然・・・光、風、緑
 光、明るさは気力のもと。
 風は元気のもと、建物も呼吸が必要。
 緑は心の元気のもと。緑は育てるもの。四季の変化を愉しみ、いつくしむ。
 庭は自然の再現、生活の場で自然と対峙する場、日本や中国では思想や哲学を草木や石で表現する場で あった。


素材・・・木、草、紙、土、石・・・
 自然素材の風合い、手触りの持つ温かみ
 自然素材を生かしたもの創り
 自然素材の持つ特性、吸湿する、吸着する、分解する性質や、天然殺菌成分を活用できる。
 無垢の素材の持つ力強さに安心感を感じる。


癒し・・・居心地のよさ
 和みと愛情を感じるインテリア
 のびやかな空間構成
 身体的にやさしい自然素材
 心を和ませてくれる空間
 思い出が積み重なる空間


伝統・・・もの創りの知恵
 茶室 最も身体的な空間
 民家 長きにわたる生活の空間
 伝統建築は文化を伝える場
 好きな建物 待庵 高台寺傘亭 時雨亭 各地の民家


風化・・・自然な変化
 気温の高い時期に湿度の高い気候でしかも真夏の陽射しも厳しい。
 如何なるものも風化する
 木は腐り、鉄は錆び、石は風化する。石の上にも三年
 風化を緩やかにする知恵を生かし、風化を防ぐために手入れする。
 雨がかかりにくく、日があたり過ぎないよう、風通しを良くする。


収納・・・居心地の良さを保つために
 ものの収納 原則的には買う時によく考えて買う
 適材適所 必要なものを必要な場所に収納する。モノの指定席を作る。
 所定の位置に片付ける習慣、収納方法に懲りすぎず、わかりやすく収納する。
 物質的に破損、劣化したものは処分する。 機能的に あるいは趣向的に不必要になったものは、譲る、売 る、処分する。
 思い出の品々、思い入れのあるものはわかりやすく保管する。飾って保管することも。
 人の心は移ろう。気持ちや好みが変われば、保管の必要性も変化する。時々見直して。


環境・・・循環する
 ものの命を長く保つ。 
 再生できることが重要、無垢の自然素材
 長く使い続けられるようにしたい。


健康・・・心も身体も
 建物が原因で不健康を招かないように
 アレルギー疾患 アトピー、鼻炎、結膜炎、喘息などアレルギーの連鎖を未然に防。
 化学物質過敏症の原因をなるべく除去する。
 揮発性化学物質は身体に有害な上、火災でも危険性が高いのでなるべく使わない工夫
 防虫、防腐、防かび剤など生活の用品にも注意する。
 二酸化炭素は人自身、調理、燃焼暖器具から。換気を充分にする。


熱・・・エネルギー
 なるべく自然の力を直接利用する。  
 太陽のエネルギーを直接的に利用する。 日当たりは窓の方角で、 日除けは庇、窓の開閉で。
 風の力を直接的に利用する。 通風は窓の工夫で。


愛着・・・
 手をかけて創り、手間をかけて手入れし、大切にする心をはぐくむ。
 愛情を込めて造りられた空間を、愛情を込めて大切に使い込む。
 自然は循環し、科学は進歩し、政治は変わり、芸術は永遠。
 芸術は心を豊かにしてくれる。


あとがき
 幼い頃箱庭つくりで遊んでいた。学生時代は京都で建築や庭園によく通った。
 子育て時代はその成長を喜び楽しみ、アレルギーに悩まされたことも。
 近年は健康のため、山登りを始め、山々の風景、樹々や花々の変化を楽しんでいる。
 街歩きや山村巡りも楽しみだ。